出生前診断についての情報が満載！

出生前診断によってわかる疾患

出生前診断とは赤ちゃんがお母さんのおなかの中から出てくる前に、先天的な奇形や疾患を持っていないかを調べることです。エコー検査や羊水穿刺による羊水検査によって検査ことができます。
出生前診断でわかる病気はいろいろありますが、特に有名なのがダウン症候群（21トリソミー）です。この疾患は、第21番染色体の異常によって知的障害、小頭症などの症状を呈する病気です。根本となる原因は完全に解明されているわけではありません。もう一つの例として、エドワーズ症候群（18トリソミー）があります。
これもダウン症候群同様に原因が完全にわかっているわけでなく、様々な要因で第18番染色体に異常が生じることで発症します。
症状としては、低体重や顎の形成不良などが挙げられます。出生前診断は、赤ちゃんが実際に外界に出てくる前に病気の有無を調べるものですが、その精度は100％ではなく、出生前診断の段階で、奇形があるとされてた場合で、実際に生まれてきたら正常であったというじれいもあります。

妊婦の血液でわかる出生前診断

出生前診断を受けたいと考えている妊婦の方は多いのではないでしょうか。
出生前診断とは、赤ちゃんが生まれる前に、赤ちゃんに形態異常があるかどうか確認する方法になります。形態異常とは臓器や血液などの個体が正常な形態から著しく外れて見える医学用語です。
現在では、形態異常の子どもが生まれてくるかどうかわかることでこれからの人生設計を事前に整えられることから多くの女性が検査を受けています。出生前診断では、妊婦の血液を採取し、母体血中の胎児DNA断片を分析し、胎児が染色体異常症や遺伝子異常症を持っているかどうかの可能性を調べる検査になります。
もし結果が陽性であった場合は、確定的検査である羊水検査を受けるか否かの選択を行う必要があるのが特徴です。
さらに、判定の精度が大変高い検査で、しかも、妊娠10週0日以降と早い時期に検査を行うことができることです。検査費用のですが、検査メニューや病院によって異なりますが、20万円前後の場合が多いです。